【ジャグラーコラム】ジャグラーの完全確率と波のお話し
ヒトが世に誕生するのも確率で表現することができるんですよね。
なんだかちっぽけに感じます。
こんにちは、ハイキタです。
【ジャグラーコラム】ジャグラーの完全確率と波のお話し
「ジャグラーは完全確率だよ」
「ジャグラーは完全確率だから波なんてないよ」
「では、ジャグラーの抽選は完全確率にて行われると言い切れる理論を説明してください。」
あなたは説明できますか?
皆さんがよく発する「完全確率」という言葉、
これが何なのか、ご存知ですか?
不思議だと思いませんか?
ジャグラー独特の連チャン、差枚が管理されているような挙動、決まりきった出玉の波などなど。
今回はジャグラーの当選確率と出玉の波について、
下記3点構成で皆様にお伝えしたいことを書き記して参ります。
1.完全確率とはなにか?
2.ジャグラーは完全確率なのか?
3.ジャグラーに波は存在するのか?
では、ご覧ください。
1. 完全確率とはなにか?
「前回の試行に関係なく、常に一定の確率」という意味になります。
一番身近なモノでいうと「サイコロ」がそれに当たります。
では、ジャグラーもサイコロと同じ原理にて抽選されているのでしょうか?
ジャグラーは、乱数を用いて抽選を行っています。
乱数とは、ランダムな数値と考えてもよいです。
コンピューターが適当な0~65536(65536通り)の中から数字を決めてくれるんですね。
つまり、レバオンしたときに、ボーナスの数値、ブドウの数値、リプレイの数値などがコンピューターによって無作為に決められます。
※ちなみに65536というのは、スロットの基盤が16bitであることに依ります。
2の16乗=65536ですよね。あまり深く考えなくていいです。
そうすると下記のような抽選テーブルが出来上がるんですね。
※例です。厳密にはもっと複雑です。
[マイジャグラー2 設定6]
BIG :0~272
REG :273~544
ブドウ :544~11340
リプレイ :11340~20317
角チェリ :20317~22289
ピエロ :22289~22353
ベル :22353~22417
中段チェリ:22417~22427
ハズレ :22427~65536
さて、イメージ沸きますかね?
BIGで説明すると「65536÷272 = 1/240.9」
つまり、65536マスあるルーレットの中にBIGのマスが240個あるという感じです。
毎回上のような表ができあがるわけではないですよ?
どこのマスがBIGなのか、ブドウなのかは、レバオンごとに乱数が再生成されることによって変化します。
2. ジャグラーは完全確率なのか?
みなさん気になるのはここですよね。
「コンピューターが決めるランダムな数値なんだから、絶対に一定の確率だよね!」
いいえ、違うんですねーこれが。
説明しようとすると数学やプログラミングの知識などを交えたマニアックで長~いお話しになってしまうので、ざっくりいいますね。
コンピューターによる乱数生成は、どうしても周期化してしまうといわれています。
周期化する=偏りが生まれてしまうのです。
※何で周期化するかに興味を持った方は各々調べてみてください。
つまり、「周期の法則性が生まれる」ということが言えます。
レバオンのタイミング1つで当たりを獲得することができるんですねぇ♪
はい。
これを上手く利用したのが「体感機」というゴト道具です。
ご存知の方も多いと思います。
しかしですよ?
こんなことが出来る台なんてホールとしてはいい迷惑。
どこのホールも導入しませんし、判明した段階ですぐ撤去です。
メーカーは対処しますね、当然。
えぇ、スロットメーカーごとに「独自の乱数生成ロジック」を搭載しています。
つまり、疑似的に乱数を生成する仕組みを人が作っています。
疑似的に。
そもそも確率というのは試行回数が増えていくと収束するようになっております。
ということは、マイジャグラーの設定6であれば120回転付近での当選が1番多くなるということになります。
しかし、実際はそうではないのが実情です。
少なからずハイキタは120回転付近の当たりよりは50回転以内の当たりのほうが多いように思います。
とはいうものの、残念ながらハイキタは、北電子が開発した疑似的な乱数生成アルゴリズムの実体については存じ上げておりません。
ただし、疑似乱数がジャグラー独特の挙動に少なからず影響しているだろうということは、推測できませんか?
ジャグラーの開発者が過去に下記を言及したといわれています。
「ジャグラーのいいところは出玉の推移の波なんです。この波は作るのが難しいんですよ。」
3. ジャグラーに波は存在するのか?
さあ、とうとう「波」という言葉がでてきましたね。
ただ、これは波を作っているというよりは、波が生まれる部分を探し出して、
それを乱数生成ロジックに落とし込んでいるというほうがわかりやすいかもしれません。
もちろん、根本は乱数です。
ランダムな数値なんですよね。
しかしながら、確率は収束します。
うまく利用できると思いませんか。
疑似乱数によって波は演出できるんです。
疑似乱数によって波を演出しているとしか思えません。
これがハイキタの理論です。
そもそも、北電子の疑似乱数生成ロジックが限りなく完全確率に近いということは誰がどのように証明したんですか?
4. まとめ
いかがでしたか?
波理論肯定派でも、否定派でもどちらでもよいですが、
どのような仕組みで抽選が行われているのかくらい知っておくべきだと思いませんか?
もうひとつ。
ハイキタは、どちらかというと波理論肯定派です。
ただし、否定派(完全確率理論派)の方を否定するつもりは一切ございません。
それぞれ考えがありますからね。
一番ダメなのは、考えが何ひとつないことです。
まして、ハイキタは個人の推測で上記のようなことをお話ししております。
事実とは異なる内容も、もちろんあると思います!
その点はご了承くださいね。
今回は以上です!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あ、批判とか揚げ足はちょっと嫌なんですけど、
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